仕掛けはシャローフリーク、ジグ、ワームの総重量からハイレボリューションS69レーザーシーカー6ft9inch(2.06m)を使用した。四季を通してメバルは岩礁や藻場を好んで隠れ家とする。それゆえ、遠投が利く今回の仕掛けはアジングでも重宝する仕掛けとなるだろう。
20cm超え頭にメバルがヒット
日没と同時に仕掛けを打ってみたが、30分間はノーバイト。念のためにくわせオキアミスーパーハードM、エコギア熟成アクア活メバルシラスを用意した。上げ潮六分ぐらいからティップに微妙なアタリが出始めた。しかし、メバルの警戒心が強いのか艶じゃこのテールの波動に敏感になってきたようだが食い込みが悪い。
そこでメバルのアタリのあったポイントから1m離して仕掛けを撃ち、上げ潮が当て潮になるころ合いを見計らって瀬に仕掛けが沿うくらいまで待ってみた。すると、ティップをひったくるアタリがきた。メバルは20cmに届かないが23度の高水温時にこの仕掛けで釣れることが分かったことが何よりも大きい。
パターンをつかんだ(提供:週刊つりニュース西部版APC・川原直毅)
一度食いのパターンのコツをつかめば後は何度も打ち返しして釣果を伸ばすだけだ。最初は20cm未満だったが、満潮時刻が近づくとメバルの型も20cmを超えるターゲットも出てきた。本来なら電気ウキで虫エサなら食いも良かったかもしれないが、本命メバルに出会えたことが何よりもうれしい。今回はすべて食するためAr.アクアバケットⅡにキープ。水温が下がればアジングのトップシーズンとなり、メバルも交じってくる。
<週刊つりニュース西部版APC・川原直毅/TSURINEWS編>