この対応の差に対し、銀行の管理職が「上級国民」として特別扱いを受けているのではないかという疑念も沸いてきてしまいます。

NHKがスペアキーに関する報道をしたことで各社が後追い報道を開始し、テレビ朝日は頭取へのインタビューを「単独取材」として大々的に報じました。この結果、銀行広報は対応に追われ、他局記者からも批判が殺到。

そして、新たな問題もクローズアップされています。「なぜ現金を預金せず貸金庫に保管していたのか」という疑問に対し、「表に出せないお金」という可能性が浮かび上がると指摘されています。このため、多額の現金が盗まれたにもかかわらず、被害届がほとんど提出されていないようです。