パリ国立オペラ座バレエ、シーズンスタート!

「ウィリアム・フォーサイス&ヨハン・インガー(インジェー?)」

1日のガラにつづき、最初の3回は、デフィレ付き。来週行きたかったのだけど日程合わず、初日にゴー。今宵、フィルハーモニーでは、ムーティ&フランス国立管のヴェルディレクイエムあって、ずっと前から争奪戦でチケット取ってた。ムーティのレクイエムにも心惹かれるけど、デフィレには叶わない。再販サイトに出すと、5分で売れた、さすがムーティ公演。

ということで、ジャン・ヌーヴェルでなくシャルル・ガルニエの建物へ。しばらく前から外装改装中で、トップブランドの広告が入れ替わり立ち替わり正面に飾られている。今宵はもちろん”シャネル”。デフィレの衣装やディアデムを提供してるので。

さあ、デフィレ。

オペラ座学校&団員全てが舞台を行進するこの晴れがましい作品は、パリオペラ座バレエのレパートリーの中で最高傑作だと思う。23年3月の「パトリック・デュポンへのオマージュ」公演以来、嬉しいな(この時は、往年のエトワールたちの登場もあり、感動の嵐だった)。

ベルリオーズ”トロイ人”の行進曲にのって、生徒たち、そしてダンサーたちが登場。ミリアムの不在にグッと耐え、リュドミラ(ケガ)とドロテ(日本)とマチアス(すっかり諦め)の不在を嘆く。ローラとマチューはこのシリーズのデフィレが最後で感慨深い。ローラの引退日に来たかった、、。

贔屓のダンサーに”ブラヴォー!”贈るのが伝統。今回は、心からブラヴォー!言いたいダンサー、ゼロ。ギヨームに軽い”ブラヴォー”して、ローラにおっきな拍手を送っておしまい。ちょっとため息。 とはいえ、デフィレ自体の華やかさには十分満足。バレエファンなら、一度はぜひとも観てほしい、パリオペラ座バレエだけの傑作作品。

ユゴ、ロラ、マチュー、レオノール、ジェルマン ジェルマンの脚〜

マチュ、レオノール、ジェルマン、セウン、ポール