ちなみに、ヘビ花火以外にも、日常生活で似たような現象は存在しています。

例えば、前述した「カルメ焼き」の製造過程は、ヘビ花火と非常によく似ています。

またパン作りにおける「パン生地の発酵」でも、イースト菌が二酸化炭素を発生させて生地をスポンジ状に膨らませているため、原理的に似ています。

私たちは、ヘビ花火をGIF画像で見たり、実際に遊んだりすると、その原理を不思議に感じてしまいます。

しかし実は、似たような現象は身近にたくさんあり、これまで当たり前のように受け入れてきたのです。

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参考文献

“Carbon snake” experiment
https://melscience.com/US-en/articles/carbon-snake-experiment/

ライター

大倉康弘: 得意なジャンルはテクノロジー系。機械構造・生物構造・社会構造など構造を把握するのが好き。科学的で不思議なおもちゃにも目がない。趣味は読書で、読み始めたら朝になってるタイプ。

編集者

ナゾロジー 編集部