「嘘から出た実」の用い方・例文
ここからは「嘘から出た実」の使い方や例文を解説します。
例文1:嘘から出た実という言葉があるようにいつも嘘をついているといつか現実になる。
「噓から出た実」は戒めのように使用されることがあります。
もともと冗談で口にした嘘が真実になってしまうことを意味する言葉ということもあって「普段から嘘をついていると実際に起こるぞ」という戒めのニュアンスで使用されることが多いです。
嘘つきな人に対して使用することもあれば、自分自身の虚言に対して使用することもあるなどその用例は少なくありません。
例文2:旦那と私の結婚はまさに噓から出た実だった。冗談で「付き合う?」なんて言っていたら気づけば本当に妻になっていたのだから。
「噓から出た実」は冗談のつもりで口にした嘘が事実になる場面でも使用します。
例えば、最初は付き合う気がなくても冗談で「付き合ってみる?」と口にしたことで交際が始まり、そのまま結婚してしまうカップルもいるかもしれません。
そのような状況はまさに「噓から出た実」と言えるのではないでしょうか。
例文3:噓から出た実という言葉もあることだし、夢を口に出していればいつか叶うかもしれない。
「噓から出た実」は将来的に叶えたい夢に対して使用する場合もあります。
例えば、現実になるかどうかはわからなくても「俳優になる」と口にしていれば、いつかは俳優の仕事が舞い込んでくるかもしれません。
そのような状況も「噓から出た実」と言えるのではないでしょうか。