■白瀬隊の最終到達地点は南緯80度05分

一方、日本の白瀬隊は、ブリザードでソリが離れ離れになってしまうなどのトラブルにより、走行距離300キロに到達する前に南極点到達を諦めることとなった。白瀬は、最終到達点である南緯80度5分に旗を立てると、「大和雪原(やまとゆきはら)」と名づけて帰還している。

白瀬は帰国後、探検費用として背負った借金の返済に追われる人生を送ったそうだが、その功績を称えて南極昭和基地近くの氷河に「白瀬氷河」の名がつけられ、後にこの氷河に由来して海上自衛隊の砕氷艦が「しらせ」と名付けられている。

「しらせ」は各地の港に寄港し、年に数回一般公開されることもあるようだ。目にする機会がある際には、南極点到達に人生をかけた探検家たちの命がけの道程に思いを馳せてみてはいかがだろうか。

(文/Sirabee 編集部・蒼羽 結)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年10月8日~2024年10月13日
対象:全国10代~60代男女731名 (有効回答数)

提供元・Sirabee

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