7時45分、水深28m付近に移動。魚探の反応は薄いものの、TGベイトを緑金スポットグローに変更して試してみることに。この選択が功を奏し、20cmほどのオオモンハタがヒットした。ただし、スレ掛かりだったため、魚の活性が低いことを実感する。
移動先でマダイやオオモンハタが好調
続いて水深35mのエリアに向かうと、魚探の反応が非常に良好。ここでようやく状況が一変する。
まずは40cmほどのマダイをキャッチ。その後は20〜30cmのオオモンハタが次々にヒットし、入れ食い状態となった。
40cmのマダイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)
9時ごろ、水深40~50mのエリアを調査するも、魚影が薄く早々に見切りをつける。そして再び35m付近に戻ると、オオモンハタのアタリが止まらない。「今日は35mの日だ」と確信しつつも、他の魚種を狙いたい気持ちが膨らむ。
激闘の末ワラサを手中
10時、水深35mで突然大きなアタリが訪れる。柔らかい真鯛用のタックルに青物がヒットし、ドラグが悲鳴を上げる。
さらに不安を煽ったのは、息子が結んだ「信用ならない」FGノット。しかし、慎重にファイトを続け、30分以上かけて魚を弱らせた結果、ついにワラサをタモに収めた。
死闘を制してワラサをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)
取り込みの際にはスリル満点の場面が続いたが、最後は息子のノットがしっかり役目を果たしてくれた。この出来事で息子の成長を感じ、感慨深い気持ちになった。
40cmホウボウが入れ食いに
10時45分ごろ、魚探が突然振動子を認識しなくなるトラブルが発生。
それでも周囲には魚が多く、適当にジグを投入すると40cm級のホウボウが入れ食い状態となった。
良型のホウボウが釣れる(提供:TSURINEWSライター・伊佐文宏)
ホウボウは釣り上げた直後よりも冷蔵庫で数日寝かせたほうが美味しくなるため、この日の釣果を楽しみに帰路を考え始める。