仮に、トランプ氏が25%の関税を適用した場合は、勿論、メキシコで生活されている米国企業の製品も大きな打撃を受けることになる。それ以上にメキシコの経済は半年でパンクすると予測されている。
メキシコのキューバへの医療支援がT-MEC協定に違反する更に、ロペス・オブラドール前大統領が始めたキューバからの医療団のメキシコでの活動についても、米国、カナダ、メキシコの3か国協定に違反するという指摘が米国からされる可能性もある。
米国はキューバへの制裁を依然継続している。トランプ氏が大統領に就任すると、この制裁がさらに強化される可能性もある。しかも、新しく国務長官に就任するマルコ・ルビオ氏はキューバ移民2世でカストロ政権の打倒を主張している人物だ。だから、この問題についても米国はメキシコになんらかの措置を要求してくるように思われる。