インバウンドラッシュがなければ日本はGDP成長無し
よく「インバウンドでオーバーツーリズムだからもう来るな」とかいう馬鹿がいます。経済を本当に分かってない。 インバウンドはいまや主要産業でこれから日本の産業で伸びるのはここしかありません。自分はインバウンドに関係ない仕事をしているから無意味とか言ってる人。GDP成長がマイナスになっても高齢者はどんどん増えるから税金も社会保険料も上がり続ける。インバウンドで税収が増えれば我々の税金の上昇が少しは止まる。インバウンドくるなとか言うならお前が払ってくれ。
で、こちらはシンクタンクの野村総研のレポート
7-9月期GDPは予想を上回るも、定額減税・給付金の効果は限定的で円安・物価高を背景にした個人消費の基調の弱さは続く
この中で注目すべきは「GDP統計で示されるよりも個人消費活動の基調は弱く、10-12月期GDP統計の実質個人消費は前期比でマイナスに振れる可能性」があるということです。定額減税しようが先行き不安ならみんなお金は使いません。
個人消費が弱い中、インバウンド需要と輸出によって何とか支えられているのが、今の日本経済だろう。インバウンド需要は2023年の実質GDP成長率を+0.8%押し上げたと推定される。また2024年の成長率を+0.6%押し上げると予想する。インバウンド需要がなければ、2023年の成長率は半分程度にとどまった計算であり、2024年の成長率は0%強になると見込まれる。
インバウンド需要がなければ、2023年の成長率は半分程度にとどまった計算であり、2024年の成長率は0%強になると見込まれる
です。日本の経済成長はインバウンド無しではもうあり得ないのです。インバウンドはお金を1兆円くらい使うわけだが、それよりもインフラが整備されたり、ホテルが建設ラッシュになる経済効果がデカい。ホテルやサービスで働く人の雇用の拡大による経済効果もでかい。大阪万博も万博会場は2000億だが、数兆円掛けて関西から四国までの道路などを整備します。つまりインバウンドで食ってくための投資が回るのである。日本は1発目の東京五輪の時に新幹線通して高速道路作ったんですよ。