「杜鵑草」の名前の由来

「杜鵑草」とはなんと読むの?実はあの生き物と同じ読み方なんです!!
(画像=『FUNDO』より引用)

ここからは「杜鵑草」の名前の由来を解説します。

鳥の「ホトトギス」を連想させる花姿

「杜鵑草」の名前は、その読み方の通り鳥の「ホトトギス」から来ています。

「杜鵑草」は紫色の斑点模様を持つ花を咲かせるのが特徴で、その斑点模様が「ホトトギス」の胸にある斑点を連想させると言われています。

転じて、鳥の「ホトトギス」から「杜鵑草」と名付けられたのだとか。

別名は「油点草」

「杜鵑草」は別名で「油点草」とも呼ばれます。
この別名も「杜鵑草」が持つ斑点に関係しています。

実際に「杜鵑草」の斑点は油染みのようにも見えるのが特徴です。
転じて「油の点」というところから「油点草」と呼ばれるようになったそうです。

ちなみに、西洋では「Tricyrtis(トリキルティス)」と呼ばれます。
これはギリシャ語で3を意味する「Treis」と曲を意味する「Kyrtos」が組み合わさって生まれた名前とされています。

他にも、英語で「Toad lily(トードリリー)」と呼ばれることもあるようです。
これは英語で「ヒキガエルのようなユリ」を意味するそうです。