「杜+鵑+草」という漢字から構成される「杜鵑草」は、ある動物と同じ読み方をします。
しかし、字面からではまったく想像できないのではないでしょうか?
この記事ではそんな「杜鵑草」が何を指すのかについて解説します。
目次
・「杜鵑草」とは
・「杜鵑草」の読み方
・「杜鵑草」はこんな植物
・「杜鵑草」の開花時期
・「杜鵑草」の名前の由来
・鳥の「ホトトギス」を連想させる花姿
・別名は「油点草」
・「杜鵑草」の花言葉
・全体的な花言葉
・色別の花言葉はある?
・まとめ
「杜鵑草」とは
ここでは「杜鵑草」とは何か解説します。
「杜鵑草」の読み方
「杜鵑草」は「杜鵑の草」と書いて「ほととぎす」と読みます。
実は「杜鵑」だけで鳥の「ホトトギス」を意味します。
要は「ホトトギス」に似ている植物、それが「杜鵑草」なのです。
ただし「杜鵑」単体だと「とけん」と読まれるので注意が必要です。
「杜鵑草」はこんな植物
「杜鵑草」はユリ科ホトトギス属に分類される多年草です。
日本の固有種として知られ、北海道から九州にまで分布しています。
神奈川県逗子市の花としても知られ、地元で愛されているのが特徴です。
普段は山地の半日陰地に生育しており、自生する姿も見られます。
観賞用として栽培もされています。
花姿はユニークで美しく、独特の斑点模様を持っているのが特徴です。
「杜鵑草」の開花時期
「杜鵑草」の開花時期は7月~10月の夏から秋にかけてとされています。
見頃を迎えるのは9月~10月で、この時期になると葉の付け根と茎の先に2cm~3cmほどの花を1つ~3つほど咲かせるのが特徴です。
花持ち期間は2日~4日ほどと1週間もしないうちに終わってしまいますが、特徴的な花もあって観賞用としても愛されている植物となります。