「藪から棒」との違い
「藪をつついて蛇を出す」は「藪から棒」と勘違いされやすいです。
では「藪から棒」とはどのような言葉のでしょうか?
「藪から棒」とは
「藪から棒」は、言動が唐突なことを意味することわざです。
突拍子もない発言や行動に驚いている様子で使用される言葉となっています。
もともとは「藪から棒を突き出す」という言葉で、突然のことに困惑していることを指す表現として使用されるのが一般的です。
「藪をつついて蛇を出す」と「藪から棒」では用いる状況が大きく異なる
「藪から棒」と「藪をつついて蛇を出す」は同じ「藪」が入っている言葉です。
「藪蛇」と略せるところも似ていることから、混合してしまいがちです。
しかし、両者は使用する状況が大きく変わってきます。
「藪をつついて蛇を出す」は余計なことをして状況を悪くすることを言います。
対して「藪から棒」は唐突な言動などに対して驚きの感情で使用する言葉です。
その点は使用する状況が変わってくるので注意しましょう。