米国や国連はヌスラ戦線からの改名後もHTSをテロ組織に指定している。米中央情報局(CIA)の資料によると、HTSの今年時点での戦闘員は7千~1万2千人。地元住民からの「税金」や、フロント企業を通じた燃料の輸入や流通を管理して資金を調達しているとされる。過去には身代金目的の誘拐をしたこともある。組織の目標については、「アサド政権を倒し、スンニ派のイスラム国家と置き換えること」としている。
国連のシリア独立調査委員会が今年8月に発表した報告書によると、シリア北西部のHTSの支配地域では2月から大規模な抗議デモが広がった。HTSの治安部門が自らのメンバーや他の武装組織や政党のメンバーを拘束したことがきっかけで、住民らは拘束者の釈放や社会改革、ジャウラニ氏の解任などを求めたとされる。
当初、デモは平和的に実施されていたが、やがてHTSは武力で抑えつけ、参加者を逮捕したという。拘束者に対する拷問や処刑の例も多数報告されている。
西側風の民主主義を導入しようとするならそのための基盤が必要です。それなしに独裁者を排除すれば絵に描いたような民主国家になることはないです。
本邦だって法治国家とは言えません。裁判所や検察はグルになって冤罪を作るし、警察も法を無視する。裁判所は一票の格差が何倍も違うのに違憲と判断せずに「違憲状態」とインチキな造語を作ってごまかす。
何の法的な根拠もないのに一民間任意団体である記者クラブが役所の取材機会を囲い込む。これらはまともな法治国家ではありえない話です。
それほど「民主主義」「法治国家」の導入は難しいわけです。
【本日の市ケ谷の噂】 20式小銃付属のダットサイト、タクティカルライト、レーザー照射器は使用電池が全部違うので現場の隊員が困惑、との噂。
財政制度分科会(令和6年10月28日開催)資料 防衛
防衛(参考資料)
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月刊「紙の爆弾」12月号に以下の記事を寄稿しました。
税金を浪費して欠陥機を導入防衛費「GDP比2%」無駄遣いの全実態 紙の爆弾 2024年12月号 [雑誌] – 鹿砦社