実母が入院しました。高齢であるため、入院が長引く可能性があります。年金や地代が振り込まれているため、預金を下ろすように依頼されました。
通常、銀行で代理人が預金を下ろすには、以下の手順が一般的です。
身分証明書の提示:代理人は、銀行が要求する身分証明書(運転免許証、パスポートなど)を提示します。 代理人書類の提出:代理人が預金を引き出すために必要な書類(代理人権限証明書、預金者の指示書など)を提出します。 預金者の確認:銀行は、代理人が本当にその預金を引き出す権限を持っているかを確認します。
以上の手順を踏むことで、代理人は預金を引き出すことができます。銀行ごとに手続きが異なる場合がありますが、概ねこの流れで進みます。
重要なのは代理人の権限を証明する書類です。通常、銀行に提出する代理人の身分証明書や委任状があれば問題ありません(のはずでした)。
しかし、三菱UFJ銀行東中野支店では次のような対応を受けました。窓口の行員に必要な書類を提示しましたが、「本人確認ができないので預金は下ろせない」とのことでした。
委任状があることを伝えましたが、「委任状は認められない」との返答でした。担当者は「本人確認」を強く求めてきました。後ろで上長とも話していたので、上長の意思だと考えられます。
私からは、「では、病院に連絡してください。日本を代表する国立病院です。今すぐに電話して必要なヒアリングをしてください」と伝えましたが、「それはできない」と言われました。「本人確認のために銀行の誰かが訪問して面接でも行うのですか?」と聞いたところ、それもできないとのことでした。
つまり、本人以外では預金を下ろせないという一点張りで、解決策も示されず、堂々巡りで数時間を費やしたのです。本店に連絡して確認を取ると申し上げたところ、なかば逆切れで「本店に連絡しても対応は変わらない」とのことでした。