ChatGPTの世界にも”名前を言ってはいけないあの人”的な人名があるようです。
先日、アメリカの掲示板サイト・Redditにて、ユーザーが「David Mayer(デヴィッド・メイヤー)」なる人物について尋ねたところ、「応答を生成できません」とか「何か問題が発生したようです」とだけ答え、頑なに回答を拒否することが判明しました。
このニュースは瞬く間にユーザー間で話題となり、多くの人が同じ現象を報告しています。
さらに調査を進めると、ChatGPTが回答を拒絶するのは「David Mayer」だけではなかったようなのです。
目次
- ChatGPTが回答を拒否する「David Mayer」の正体とは?
- 「名前を言ってはいけないあの人」は他にもいた!
ChatGPTが回答を拒否する「David Mayer」の正体とは?
ChatGPTはアメリカのテクノロジー企業が開発した生成AIの一種です。
ユーザーが投げかける様々な質問に対して何でも柔軟に回答し、外国語の翻訳から画像の生成まで、あらゆる作業をこなしてくれる優れものとして知られています。
しかしそんなChatGPTに最近、奇妙な現象が起きていると報告されました。
ユーザーがChatGPTに対して「Who is David Mayer?」と質問したところ、「エラーが起きました」とのメッセージだけを返して、それ以降は頑なに回答を拒絶したのです。
実際にそれを試したユーザーとChatGPTとのやりとりがこちら。
最初にユーザーが「David Mayer」と打つと、ChatGPTは「おかしいですね。システムに何らかの障害が起きたようです」と返答し、それに対してユーザーが「では、David Mayerと書いてみて」と尋ねると、ChatGPTは「David」まで書いて、それ以降は沈黙したのです。