11月4日、愛知県・南知多町師崎港の石川丸にカワハギ狙いで乗船した。当日は出船3時間前に到着。空いていた左舷トモから2番目に釣り座を決めて車中で待機する。そして午前5時30分に受け付けを済ませ、第八石川丸に乗船して準備を開始する。左舷トモの女性はカワハギ釣りで時々会う矢野さんだった。
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(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース中部版APC・山本嘉弘)
石川丸でカワハギ釣り
午前7時に出船。航程40分でセギョウ瀬のカワハギポイントに到着した。浜本船長から「水深は22mです。平たんな根があります。時々根掛かりするので注意してください」とアナウンスがあり、釣り開始となった。
まずは底上50cmからタタキ下げてゼロテンションでアタリを待ついつものスタイルでスタート。すぐにアタリはあったがハリ掛かりしない。左隣りの矢野さんは1投目からカワハギを取り込んでいる。トモ中央の人にもカワハギがヒット。
スタート直後から活性は良いようだが、私はうまく掛けられない。アサリのワタだけ食べるとアタリが止まる。水管やベロはハリに残ったまま。食いが浅いようだ。それでも矢野さんは2匹目をキャッチしている。
そこで食い気を出させるために焦らし作戦で、タタキを止めずにオモリで底をトントンたたくようにしていると明確なアタリが出た。すぐにカワハギだと分かるアタリだったので誘い続けると、イメージ通りにハリ掛かりしてきた。ゆっくりサオを立てるとカワハギ特有のサオをたたくような引き。バレないように慎重にリールを巻き、20cmの良型を取り込んだ。
続けて同じように誘い続けているとひったくるようなアタリでヒット。2匹目を追加してヒットパターンが分かった。
エサ取り名人との攻防を楽しむ
周囲でもパラパラとヒットしており、時合いを逃さないようにサオ先に集中する。それでもアサリのワタだけ取られるとアタリが極端に悪くなる。こまめにハリのエサをチェックし、常に新鮮なエサが付いている状態になるよう気配りした。