ビジネス用語の1つとして使用されるのが「KGI」です。
これは「重要目標達成指標」を意味する言葉です。
ただ、似たようなものに「KPI」や「OKR」「KSI」「CFS」などもあります。
そのため、今回はそれぞれの意味についてまとめます。
目次
・ビジネス用語「KGI」
・「KGI」はなんの略?日本語に訳すと・・・
・「KGI」とは
・「KPI」との違い
・「KPI」はなんの略?日本語に訳すと・・・
・「KPI」とは
・「OKR」「KSI」「CFS」との違い
・「OKR」とは
・「KSI」とは
・「CFS」とは
・まとめ
ビジネス用語「KGI」
まずは「KGI」とはどのような略語なのか見てみましょう。
「KGI」はなんの略?日本語に訳すと・・・
「KGI」は「Key Goal Indicator」の略語です。
「Key」は「重要」を意味します。
「Goal」は「目標達成」を意味します。
「Indicator」は「指標」を意味する英単語です。
これは日本語に訳すと「重要目標達成指標」を指します。
こうした概念は「明確性(Specific)」「計量性(Measurable)」「現実性(Achievable)」「結果指向または関連性(Result-oriented or Relevant)」「適時性(Time-bound)」の要素から設定するのが特徴です。
それにより株主だけでなく従業員も視野に入れた目標が見えてくるわけです。
結果として会社や企業としての成長も加速させてゆくことができるとされています。
「KGI」とは
「KGI」は会社や企業が目指す最終的な定量目標(数値目標)を意味します。
例えば「2025年までに純利益5億円を達成する」「1年後に新規顧客150%を達成する」「5年後にリピーター200%を達成する」などが該当します。
特にいつまでに何をやるのか数値で明確にするのが「KGI」です。
そこに単に「明日はA社・B社・C社に営業をかける」という日常業務は含まれません。
むしろ短期的なビジョンよりも中期的・長期的なビジョンを掲げる際に使用するビジネス用語と言えるでしょう。
こうしたビジョンを掲げることで目標が明確になります。
また、ステークホルダー(利害関係者)からも理解を得やすくなるとされています。
このように「KGI」を設定することはビジネスにおいて非常に重要となると覚えておきたいです。