■警視庁も思わず苦笑い
まずは警視庁 広報にことの経緯を説明しようとしたところ、担当者からは「ひょっとしてホワイトベースですか…?」と、苦虫を噛み潰したかのようなリアクションが。やはり話題性の大きさからして、警視庁内部でも問題視しているのだろう。
警視庁の担当者は「個々の事案の問題点については回答しかねますが…」と前置きしつつ、警察官に酷似した服装・装備で屋外に出る行為について、「法令により定められた制服等に似せて作った物を用いた場合、軽犯罪法第1条第15号に抵触する可能性があります」と断言。
これは「官公職、位階勲等、学位その他法令により定められた称号若しくは外国におけるこれらに準ずるものを詐称し、又は資格がないのにかかわらず、法令により定められた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこれらに似せて作った物を用いた者」が抵触する法律なのだ。
X上で主に問題視されていたのはこの点だが、警視庁はもう1点、抵触する可能性がある法律を挙げる。