■「もちだんご村」にそんな歴史が…!?
まずは率直に「もちだんご村」の詳細について尋ねたところ、もち吉の担当者は「当社が通販事業を開始する際、まず商品の味を知って頂こうとサンプルとして、缶のお煎餅の詰め合わせを電話帳でピックアップした企業や団体へ送付したことがありました。 その際、もち吉の存在と名前が商品を手に取って頂いたお客様の記憶に残るようにと、 過去の本社周辺の地名である『字餅米』(あざもちごめ)の使用と、当時の社長が漠然と頭に描いていた『もちだんご村餅乃神社前』という表記を考案し、郵便局に表記の許可を頂いたという経緯がございます」と、ことの経緯を丁寧に説明してくれたのだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
なお「もちだんご村」は本社周辺エリアの総称で、「餅乃神社」は工場の前に建立した神社の名称となる。一連の表記は1987年頃から使用しているとのこと。
■「もちだんご村」の内情に迫る
村の存在が確認できたところで、続いては「もちだんご村」内部の様子について尋ねてみることに。

(画像=『Sirabee』より引用)
事前の調査で名前を知った「もちだんご村保育園」なる施設の名前を出すと、担当者は「もちだんご村保育園は2017年より、当社の従業員のための施設として設立された企業内保育所になります」「定員に余裕がある場合は周辺に住む一般の方のお子様の受け入れもしております」と回答を寄せてくれたのだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
同村には他にも「煎餅と同じ福智山の水を使用した豆腐を販売する豆腐工房」「工場直売店で焼きたてのお焼きも提供する直方本店」「春はチューリップ、秋はコスモスが咲く花苑」「自社製麺を使ったうどん店」といった施設があるそうで、やはり食品関係に力を入れていることが伺える。