人生を変えたのは好奇心

筆者の人生を変えてくれた起点となったのはそのすべてが「好奇心」と言っても過言ではない。

英語の勉強をやると決意した動機は「専門性の高いスキルを得たい」という気持ちもあったが、それと同じくらい「外国人に囲まれて国際的に活躍する世界って面白そう!」という好奇心もとても強かった。起業する時も「経済的メリットを得たい!」ということよりも「面白そう」と気持ちの方が圧倒的に強かった。

最近は仕事で積極的に新しく出たばかりのAI、ITに触れている理由も好奇心からである。意識的に先端テクノロジーに触れる習慣を作っており、実際、昨年末は出たばかりのiPhone15もすぐに買って仕事に使い倒した。やはり紹介動画などで見るだけでは分からなかった数々の進化や変化を触ると分かるし、その感じ取った変化から「じゃあこっちは一体どうなっているのか?」という次の好奇心の呼び水になっていると感じる。

重要なのは好奇心は年齢とともに枯れていくのが一般的だということだ。歳を重ねると体力が衰え、新しいものに触れたい、知りたいという意欲も脳の前頭葉の萎縮により減退してしまう。だから好奇心は枯れてしまわないよう、意識して新しい世界に触れ続け、自分の心を楽しませ続ける場所を作ることが大事だ。その方法の1つとして話題になっているものを見たなら、深く考えたり否定的に見るのではなく、まず体験するというのが良いだろう。

 

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