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スキー場にノーマルタイヤって正気か!?
宿泊先で大雪、レンタカーが動かせず…
スキー場にノーマルタイヤって正気か!?
さらに「スタッドレスが当たり前」というエリアでも、ノーマルタイヤ装着車が混乱を生じさせてしまうケースがあるといいます。
「毎年行っているスキー場があるのですが、今までスタックした車を何台見たかわかりません。実際のところ、かなりの頻度で除雪車が走っているので、運よくノーマルタイヤのままたどり着いてしまう人もいるわけですが……。
当然、降雪が激しければ除雪も間に合わないですし、そういう日にはスキー場までの道にポツポツ立ち往生している車を見かけますね。それが原因で、高速を降りてからスキー場まで2時間以上かかったこともあります。
どういう考えで、ノーマルタイヤのままスキー場に行こうと思えるのか、ほんとに神経がわかりません」(40代男性)
雪のある場所に行く以上、スタッドレスタイヤやチェーンといった備えをしていくのはドライバーとして当然の責任だと考えられます。スキー場に限らず、ノーマルタイヤのまま冬に遠出をする際は、しっかりと行き先の天気や路面状況を確認しておきたいところです。
宿泊先で大雪、レンタカーが動かせず…
さらに、雪が降っていないからとノーマルタイヤのまま出かけても、出先で雪に降られて動けなくなってしまうケースは少なくありません。
「以前レンタカー屋でバイトをしていたとき、貸出し中のお客さんから『乗り捨てってできるんですか?』と電話で聞かれたことがありました(※乗り捨て=別の営業所に返却すること)。
幸い次の予約までは間隔が空いていたので、返却希望の営業所を聞いたんです。すると、『営業所に返さなきゃいけないんですか?』とまさかの答えが。
どうやら降雪地に出かけて、宿に着いたはいいものの、朝になると雪が積もって動けなくなってしまったそうです。それで、宿に置いたまま自分たちだけ帰りたいと……。正直、まったく意味がわかりませんでした。
結局延長料金を払ってもらう形で、3日遅れで返却されましたが、料金を告げるとめちゃくちゃ渋られましたね。こんなヤバい人もいるのかと、ある意味勉強になりました」(30代女性)
ここまで見てきたように、「ノーマルタイヤでの雪道走行」は法律で禁じられているものの、実際にその危険性を理解せずに行動してしまうドライバーは後を絶ちません。
自分自身が「ノーマルタイヤで雪道を運転しない」ことはもちろんですが、家族や友人、知り合いなどがそうした危険な行動に出ようとしている場合には、是が非でも止めてあげたいところです。
文・MOBY編集部/提供元・MOBY
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