■11月上旬、警察に連絡が…
張り紙の末尾に書かれた電話番号は、実在する警察署の電話番号であった。
しかし、埼玉県警・地域総務課の担当者は「こちらの張り紙は、埼玉県警によって掲出されたものではございません」と、キッパリ否定する。
じつは、話題のポストが投稿される数週間前の11月上旬、件の自販機の管理者から「自販機が使えなくなった」という通報があったことが判明。警察官が現場へ駆けつけて事情を聞き、被害届の提出を勧めたそう。
そして今回、記者からの取材の打診を受け、埼玉県警が自販機について確認したところ、件の張り紙は「自販機の管理者が作成・掲出したもの」であることが明らかになったのだ。
埼玉県警の担当者は「我々が作成したものでも、許可したものでもございません」とも説明している。