今回の季節のおすすめ料理はフォンデュでした。パンやお肉を串に刺し、温めたチーズやオイルに浸して食べる料理で、とても美味しそうでした。

ただ、私は毎回ここで必ず注文するお気に入りのメニュー、ヌードル入り牛肉のコンソメと、ウィナーシュニッツェルのフレンチフライ添えにしました。飲み物はリンゴジュースとガス無しのミネラルウォーターを選びました。

ヌードル入り、牛コンソメスープは必ず注文。

シュニッツェルは仔牛肉を使っていて、とても柔らかく仕上がっています。さらに、添えられたレモンには細やかな配慮がされており、種が飛び散らないようにチュールレースで包まれていました。その姿はまるでバレリーナの衣装のようで、上品で優雅な印象を与えてくれます。

仔牛のウィナーシュニッツェルとフレンチフライ添え。レモンは種が飛ばないようにチュールレースで包んで。

寒くても、ここでは、いつもテラス席が賑わっています。私も、もちろんテラス席。10月下旬でしたが、屋外でも寒くない様に、ヒーターがあり、とても助かりました。ピンク色のネオンサインが華やかで、思わず引き寄せられます。

バーデンバーデンでは、クルレンツィスのコンサートが翌日にもう一度あり、今回はブルックナーの交響曲第9番が演奏されました。そのため、2泊することにしました。

翌日は、以前教えてもらった有名なケーキ屋さん「カフェ・ケーニッヒ」に立ち寄ってみました。

バーデンバーデンで有名なケーキ屋さん、ケーニッヒ。奥にはカフェも併設。

店内には、色鮮やかなホールケーキやクッキー、ドイツ風ケーキがずらりと並び、どれも美味しそうで目移りしてしまいます。この日選んだのは、さわやかな味わいが期待のレモンタルトと、アーモンドパウダーがたっぷり入った地味ながら確実に美味しいドイツ風ケーキ。どちらも持ち帰りにしました。

左上がカフェ。左下が持ち帰りした、レモンタルトと、アーモンドパウダーたっぷりのドイツケーキ。