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神々の兄弟喧嘩
『聖書』に登場する古代都市ソドムとゴモラ。両都市は著しい性の乱れのため、神の怒りに触れ、滅ぼされたとされる。悪徳と退廃の象徴として今日まで語り継がれており、これらを題材にした芸術作品も多くある。
しかし、一体どのようにしてソドムとゴモラは壊滅したのか……その可能性の1つとして古代核兵器の使用が一部で議論されている。海外サイト「Howandwhys」を参考に紹介する。
研究者のクリス・ハーディは、古代シュメール文明を破壊した古代の核戦争と、それに至る神々の権力闘争を信じており、古代宇宙飛行士説の理論家でもあることから、人類の起源について一般的な進化論とは異なる考えを持っている。遠い昔、アヌンナキと呼ばれる古代の神々が地球にやってきて、初期の人間を労働力として使うために遺伝子改造を行い、人間を作り出したというのだ。
ハーディは著書『アヌンナキの戦争:古代シュメールにおける核の自滅』の中で、アヌンナキの長であるエンキが惑星「ニビル」からオゾン層を修復するための金を求めて地球にやってきたことを説明している。遺伝子操作によって、エンキは採掘作業を行う現代人を創り出し、自分たちを神として崇めさせた。
しかし、エンキの弟であるエンリルは、異種交配によってアヌンナキの血統を台無しにしたエンキと人類に対して戦争を仕掛け、これが古代核戦争に発展。『聖書』に記述される大洪水とバベルの塔の物語もエンリルによる攻撃だという。
そして、ソドムとゴモラを含むヨルダン平原の5都市への核攻撃を実行し、これらの都市を滅ぼしたとされる。
実に壮大な話であり、にわかに現実とは信じがたいが、アヌンナキの伝説は古代シュメール文明で語り継がられてきたといわれている。