金氏は2020年まで鳥栖の下部組織やトップチームを率いていたが、監督退任後に鳥栖下部組織でのパワハラ行為が認定。日本サッカー協会(JFA)の定める規則に違反したとして、指導者ライセンスでS級からA級への降格処分、JFAの定める研修、社会奉仕活動を科された。
その後、2022年11月に町田のヘッドコーチとしてJリーグの現場に復帰。2023シーズンに黒田監督とともにチームをJ1昇格・J2優勝へ導くと、今季はクラブ史上初のJ1挑戦ながらも、第37節を終えて3位。最終節で逆転優勝の可能性を残している。