ACEA規格・例
クルマ
2024/12/06
【ちょっぴりコア向け】ACEA規格をご存じですか?欧州車に長く乗るためにはオイルの適合が重要
カテゴリー | 概要 |
A1 / B1 | 高温高せん断粘度が特に低い低燃費エンジンオイルのカテゴリー |
A2/B2 | Aカテゴリーのスタンダード要求 |
A3/B3 | 高性能および低燃費エンジンオイルのカテゴリー。A1/B1を上回る性能 |
A3/B4 | A3/B3と同様だが、ディーゼル直噴用。硫酸灰分含有量が高い |
A5/B5 | 高性能エンジンオイルのカテゴリー。ディーゼル直噴用で燃費性能に優れる |
カテゴリー | 概要 |
C1 | 主にACEA A5/B5に基づき、SAPS含有量の厳格な制限 |
C2 | C1よりやや高いSAPS含有量。C3より高い燃費性能 |
C3 | C2より高いHTHS粘度 |
C4 | ACEA C1と同様の化学組成で、パーティクルフィルターの保護に優れる |
C5 | C2と同様。最も高い省燃費性能 |
カーメーカー認証でエンジンのパフォーマンスを最大限に
近年の欧州車メーカーは環境保護、省燃費志向の高まりからC2、C3仕様を要求するエンジンが中心となっています。
そのうえで各自動車ブランドは、エンジンのタイプごとに詳細なオイル仕様を定めています。欧州の自動車メーカーはこれらのACEA規格をベースに技術要件、社内試験、 実地試験を追加した仕様をカーメーカー認証として定めています。
カーメーカーに承認されているオイル、つまりカーメーカーが定めた仕様に沿ったオイルを選ぶことはエンジンのパフォーマンスを最大限に引き出すことになります。
また、企業の自己責任のもとで自己承認を行っているACEA規格と比べても、カーメーカーで検証を経て承認されたオイルの方がより安心して使うことができます。
研究開発を最重視、プロから信頼されるブランド フックスについて
1931 年にドイツのマンハイムでファミリービジネスとして創業したフックスは、あらゆる産業の最先端の領域において使用される潤滑油剤および関連専門製品の開発、生産、販売をするドイツ発のグローバルオイルメーカーです。
これまで90年以上にわたり10,000 種類以上の潤滑油剤を開発し、圧倒的な開発力とプレミアム品質を誇ります。長い歴史の中で非常に広い分野のプロフェッショナルと携わっており、研究・開発を共にしています。
フックスのエンジンオイル“タイタン”はカーメーカー認証を受けた製品を幅広く取り扱っています。
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