毎年のように日本人選手が海を渡り、MLBで活躍するのが当たり前になってきた。2024年シーズンも山本由伸がドジャース、今永昇太がカブスと契約し、評価にたがわぬ活躍を見せた。これまで、どの球団が日本人を受け入れてきたか、初年度在籍した人数をランキング順に追っていきたい。

【MLBデータコラム】ナ・リーグ投手 2024勝利数ランキング

 まずは、5位-10位まで。

【4位―10位】
5位:シカゴ・カブス(5人)
   福留孝介/藤川球児/和田毅/鈴木誠也/今永昇太

6位T:ニューヨーク・ヤンキース(4人)
   伊良部秀輝/松井秀喜/井川慶/田中将大

6位T:テキサス・レンジャーズ(4人)
   福盛和男/建山義紀/ダルビッシュ有/有原航平

8位T:クリーブランド・ガーディアンズ(3人)
   多田野数人/小林雅英/村田透

8位T:サンディエゴ・パドレス(3人)
   大塚晶則/牧田和久/松井裕樹

10位T:シカゴ・ホワイトソックス(2人)
   高津臣吾/井口資仁

10位T:ミルウォーキー・ブリュワーズ(2人)
   野村貴仁/青木宣親

10位T:オークランド・アスレチックス(2人)
   藪恵壹/藤浪晋太郎

10位T:サンフランシスコ・ジャイアンツ(2人)
   村上雅則/田中賢介

10位T:タンパベイ・レイズ(2人)
   岩村明憲/筒香嘉智

10位T:トロント・ブルージェイズ(2人)
   山口俊/加藤豪将


 続いて、上位4チームを2位タイからお届け。

2位T:シアトル・マリナーズ(7人)
   佐々木主浩/イチロー城島健司/川﨑宗則/岩隈久志/菊池雄星 等
 おそらく日本で最もなじみのある球団だろう。イチローがオリックスから移籍し迎えた2001年シーズン、多くのプロ野球ファンが注目する中、新人最多安打となる242安打を放ち、首位打者、盗塁王、シーズンMVP、新人王などを獲得しオールスターにも出場。イチローの活躍により球団の認知度も上がった。その後も、ベイスターズから佐々木、ソフトバンクから城島など、日本のスター選手が続々マリナーズに入団した。2025年にはイチローの殿堂入りも確実視されており、改めて注目されることになるだろう。