■「イマジナリー」が話題に

「亡き人物が幻となって表れる」「夢枕に立つ」というシーンは、朝ドラではおなじみの演出として知られている。前作『虎に翼』でも、寅子(伊藤沙莉)の亡き夫・優三(仲野太賀)の幻が現れる場面が「イマジナリー優三さん」として話題に。

また、現在再放送中の『カムカムエヴリバディ』でも、初代主人公の安子(上白石萌音)の父・金太(甲本雅裕)が、戦地に行ったまま帰ってこない息子の幻や、家族団らんの幻を見ながら息を引き取るという場面もあった。