ここ数週間、米ニュージャージー州上空で謎の発光体が目撃されている。しかし、その正体はUFO・UAPとは一味違うかもしれない―――。

 複数の目撃者が、ベッドミンスターにあるトランプ・ナショナルゴルフクラブやピカティニー・アーセナル軍事基地など、ニュージャージー州北部の上空で「車ほどの大きさ」のドローンを目撃したと報告している。この奇妙な出来事は、一体何を意味するのだろうか?

謎のドローンの特徴と目撃情報

トランプ氏のゴルフ場上空に“自動車サイズ”の謎のドローン? FBIが捜査開始
(画像=画像は「Daily Mail Online」より,『TOCANA』より 引用)

 ビデオ映像には、翼に緑と赤のライトが付いたドローンが映っており、複数の目撃者は、その大きさを小型車ほどだと証言している。趣味で使用するドローンよりもはるかに大きく、特定の場所の近くを飛行していることから、その目的が疑われている。これは単なる偶然だろうか?

 連邦航空局(FAA)は11月18日、軍事基地のあるモリス郡で奇妙な活動が報告されたことを受けて、最初に警告を発した。その後、近隣のメンハム、チェスター、モリスタウンでも目撃情報が寄せられている。

 ドローンは夜間にのみ出現し、毎日数時間もの間、住宅の上空を飛行しているという。モリス郡の住民ジュリー・シャバリエ氏は、「私たちは皆、完全に不安になっている。昨夜は眠れませんでした。午前2時、4時に窓から外を見ると、まだホバリングしていました」と語っている。一部の住民は、これらの物体がドローンではなく、UFOではないかと懸念している。