若者にワクチンは必要だったのか。害の方が大きかったのではないか

コロナ禍のさなか、ワクチンデマに対してもファクトチェックを淡々と行ってきた弁護士の楊井さんがワクチンの副反応についても詳しくデータ解析をしておられて圧巻です。まず厚労省は若い男性にはワクチンで心筋炎が起きやすいのは事実だが、コロナに感染したときのリスクの方がよほど大きいとしてきたが、ここにきてさらっと書き換えております。実は若い男性にはこれだけ心筋炎リスクがありました。 まさに「話が違う」である。

年代別に見てみると、ワクチンは高齢者には素晴らしい効果があったが若年層にはリスクの方が大きかったという楊井さん。全年代にとってメリットの方が遙かに大きいとか言ってる医者はヤブだと思う。 陽性100万人あたり コロナ死者 高齢者 2万6657人 20代以下 13.4人

ワクチン健康被害認定 ※これから増加予定 接種100万人あたり 高齢者 35.8人 20代以下 56.4人

20代以下はコロナ100万人に124人しか重症化しないのに ワクチンで健康被害認定が今でさえ56.4人

デメリットが大きすぎる。 罹患してもほとんど季節性インフルエンザ以下のリスクのコロナ対策で健康体にワクチン打って健康被害が出るのはたまったものじゃない。私は最初からデータを見てワクチンは高齢者と基礎疾患がある人たちだけで子どもや若い人たちは不要なのではないかと言い続けてきたが、実はその通りだった。

コロナ対策で日本経済の破綻は大きく現実化した

私のパートでは島澤諭関東学院大学経済学部教授による、コロナ禍で失われた日本の経済、増えた借金、産まれなかった命についての試算について話したのでデータを挙げておきます。島澤先生はバラマキに強く反対し、日本の財政改革を訴える熱い人です。

コロナでは莫大なカネが医療と飲食業の補償にばら撒かれたが景気は良くないし、医療は全く改善していない。 いくらカネばら撒いたってマインドが悪ければ景気なんて良くなるわけない。

絶望的に増加した政府の債務残高。MMTerは「政府の借金は国民の借金ではない。日本には資産があるから平気だ」というわけだが、であれば国民の資産も政府のものということになるではないか。共産主義か。w

島澤先生の試算による、日本政府の破綻確率の上昇がコロナで明確に

そしてコロナ禍では働かない高齢者の資産が増えて現役の資産が激減。また年代別の格差が大きく拡大した。つまりコロナでは現役の資産が高齢者に移転したわけです。

高齢者のためということで行った行動規制ではそのツケはみんな若い世代にかぶってきた。

激しい少子化は物凄い勢いで拡大 高齢者を守れという旗印で若者や現役を殺し、さらには未来も真っ暗にしたのが日本でした。

全員分の紹介なんてブログじゃ全く無理で、そのあと新田先生と楊井さんと家田さんで飲みに行ったのだがめちゃくちゃ面白かった。免疫学の新田東大准教授にはかつてからコロナ脳からワイワイ言われていた質問をぶつけました。↓先生の本

「何回もコロナに罹るとどんどん重症化のリスクが高まり、後遺症も重くなる、だから永遠に感染対策と言ってる人がいますが本当ですか」

んなわけ、ないでしょ!!

あー。すっきりした。

編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年12月25日の記事より転載させていただきました。

提供元・アゴラ 言論プラットフォーム

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