彼女はESICビジネス・マーケティングスクールにて1989-1994年に修学したとされている。が、 彼女は1975年生まれだ。ということは、14歳から19歳という中学生から高校生の年齢でビジネススクールで修学したことになる。果たしてそれが可能であろうか?

彼女の活動にスポンサーがいた。その企業に最大の救援金が提供された

彼女の活動の中で彼女の存在を利用した企業がAfrica Centerのスポンサーとなり、その見返りとして政府から救援金が支給されたことがメディアでも注目を集めた。それを以下に言及したい。

AfricaCenterのスポンサーとなった企業は、スペインで第2の航空会社エアーエウロパ(AIR Europa)。その親会社はグロバリア(Globaria)。エアーエウロパがAfrica Centerのスポンサーになった期間の上述2社のCEOはハビエル・イダルゴ氏(Javier Hidalgo)だった。

イダルゴ氏はベゴーニャ・ゴメス氏とは以前から知り合いの中であった。ところが、彼女の夫が首相に成ると、イダルゴ氏はゴメス氏と関係を強め、Afirica Centerのスポンサーになった。その投入金額は2019年(20万ユーロ、2400万円)、2020年は(30万ユーロ)、2021年(20万ユーロ)、2022年(24万ユーロ)となっている。即ち、100万ユーロ(1億2000万円)余りをAfirica Centerを資金的に支援したのである。(3月21日付「ボスポプリ」から引用)。

2020年にコロナ禍によるパンデミックでグロバリアとエアーエウロパは顧客の急激な減少で経営危機に陥った。

この2社の創業者であるハビエル・イダルゴ氏の父親フアン・ホセ・イダルゴ氏が政策金融機関(ICO)に支援を申請して14億ユーロの融資を得た。しかし、それではまだ不十分として、2020年7月に国家産業出資公社(SEPI)にも救援金を要請。