3月13日に、『中央公論』4月号の「専門家鼎談」を批判する記事を出した。その一部について、当事者から訂正してほしいとのリクエストがあったので、取り急ぎ簡潔に。

当該の鼎談(一部はWebでも読める)で細谷雄一氏が、東野篤子氏がSNSで発揮する「オフェンス能力」を称賛していたので、前回の記事では東野氏の関わった論争をまとめたTogetterから、以下の写真を引用して彼女の「攻撃能力」の内実を検証した。

東野氏とこのとき論争した当事者であるPeacekeeper氏によれば、上記のようなオフェンス行為は東野氏自身ではなく、Twitter上の彼女の取り巻き(フォロワー)がしたことらしい。この点は明記して、ここに訂正する。

これは一般には「ファンネルを飛ばす」として知られる現象である。インフルエンサー的な著名アカウントが、SNSで誰かと論争状態に入った場合、本人ではなくそのファンが暴走ないし便乗して、論争相手に下品な罵声を浴びせる例が多い。