【起業・副業で収入増を実現させる・3】 改めまして。吉政創成の吉政忠志と申します。今回は前回の続きとして「サラリーマン時代のノウハウで起業初年度2000万円を稼ぐ方法とは?~本論~」を解説いたします。

サラリーマン時代のノウハウで起業初年度2000万円を稼ぐ方法とは?~本論~
(画像=『BCN+R』より 引用)

月額20万円のサブスクリプションを10社から受注する

 前回、「年収2000万円ということ=月収166万円なので、166万円のビジネスを毎月1件か16~17万円のビジネスを毎月10件コンスタントに作る必要があり、難しいと思う」という意見をいただきました。今回紹介するモデルは1枚5万円のチケットが4枚セットになった、月額20万円のサブスクリプションサービスになります。今回はこの月額20万円のサブスクリプションサービスを掘り下げて説明します。

 月額20万円のサブスクリプションサービスを10社起業初月から受注できれば、初年度の年収はコストにもよりますが、2000万円前後の年収にはなります。筆者が起業初年度で年収2000万円を実現したのも、まさにこのモデルになります。簡単にできるわけではないですが、それなりの能力がある人は実現できる可能性が高いと考えています。

月額20万円のサービスとは

 月額20万円のサブスクリプションサービスの例として、チケット1枚5万円の基本セットが4枚のサービスとします。この1枚のチケットで5万円前後の作業依頼ができるようにします。この5万円が競合よりもお得であれば、受注しやすいということになります。

 筆者は毎月見積もりを書く手間を軽減したく、3カ月の自動更新を契約条件に盛り込みました。当時のセールストークは「3カ月の作業で成果が出ることを証明しますので、成果が見えましたら、そのまま自動更新してください」としましたが、これが良かったです。1カ月4枚のチケットを3カ月実施して、月額20万円という、まとまった収入が得られます。

 成果が出れば、さらに3カ月更新になります。3カ月の中でPDCAを数値測定を含めて奇麗に回すことができれば、次の3カ月も成果が出ることを証明できるはずですので、3カ月更新のサイクルはかなり続きやすくなります。筆者が平均契約年数で8年になっているのも、3か月更新のPDCAサイクルが奇麗に回っているからです。