減税にはどんな効果があるのか

最初に言っておくと、私だって減税はしてもらいたいです。

しかし実は日本は世界で見ると税金と社会保険料の徴収率はそれほど高くないのです。

東京財団研究所

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しかしなんでこんなに重税感があるのかというと、公平に還元されていないと思うわけです。税収70兆円ちょいで社会保障に134兆円でその7割が高齢者に使われているのに、肝心の高齢者はまったくそうは思っていない。自分たちが払った分を返してた貰っているだけだと思っている。社会保障の仕組みを理解していません。

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なんせ、社会保障の恩恵なんて受けてないと答える国民は6割もいる。社会保障からの受益が多いと思われる60代回答者の間でも「3.どちらかといえばそう思わない」と「4.思わない」が52%で半数超えとバカなのかと言いたい。

払ってる側からしたら感謝もされていないのに重税にあえぎ、もらってる高齢者も社会保障の世話になんてなってないと考えているんだからみんな不幸です。

これとか読むとぞっとしますわ。

で、ついに「減税しろ」という声が上がり始めた。それはわかる。しかし減税してほしいがために「経済が回るから」というのがおかしいのである。経済にははっきりいってたいして関係ないです。 本日はそのエビデンスを並べます。

だからこそ、経済が回るからなんていう取って付けた理由ではなく「年金控除(年金貰うのになんで必要経費がかかるのか意味わからん)廃止して年14兆円作って減税しろ」とか、「市町村を統廃合して年6兆円作って減税しろ」のほうが私は具体的だと思うのです。