三浦半島でメジナの釣果が上がり始めたので、10月27日(日)に諸磯のタカッパゲへ釣行した。

●神奈川県のリアルタイム天気&風波情報

(アイキャッチ画像提供:週刊つりニュース関東版APC・杉崎勝)

三浦半島での磯フカセ釣りで30cm級口太メジナをキャッチ【神奈川・諸磯】

諸磯でのフカセ釣りでメジナを狙う

5時、辺りが暗いうちに釣り場近くの有料駐車場に到着。身支度を整え釣り座に着いたのは6時前。さっそく準備に取りかかる。

まきエサは生オキアミ6kgにマルキユーのグレベストと超遠投グレを各1袋混ぜ合わる。エサ取りが多く、遠投主体の釣りになると予想したので、しっかり練り込んで仕上げた。付けエサは生オキアミとボイルオキアミを用意。ウキ下は2ヒロから開始。

三浦半島での磯フカセ釣りで30cm級口太メジナをキャッチ【神奈川・諸磯】タックル図(作図:週刊つりニュース関東版APC・杉崎勝)

7時すぎに第1投。ポイント周辺にまきエサを3杯入れると、スズメダイやアイゴの姿が確認できる。やはりまだ水温が高いようで、アタリが出ないまま付けエサが取られる。

そこで、ウキ下を浅くして遠投を試みる。しかし、潮が流れずエサ取りが沖まで出てしまい、思うように分離できない。投入点を変えながら少しでも付けエサが残る場所を探すが、なかなか思うようにいかない。開始2時間ほどはアイゴがたまに掛かる程度で本命の気配は感じられない。

 

あきらめムードに光明

到着時に計測した水温は23度と高く、「もう少し水温が下がってきてからのほうがよかったか……」と、半ばあきらめムードが漂い始めた10時過ぎ、今まで止まっていた潮の流れが徐々に動きだす。

三浦半島での磯フカセ釣りで30cm級口太メジナをキャッチ【神奈川・諸磯】諸磯湾周辺略図(作図:週刊つりニュース関東版APC・杉崎勝)

この釣り場での本命潮で、右方向へ向かう流れだ。納竿を正午予定としていたので、残り2時間弱、全神経を集中し本命からのアタリを待つ。潮が流れることによって、エサ取りと分離ができているようで、徐々に付けエサが残るようになった。

口太メジナキャッチ

足元周辺にまきエサをまとめて撒き、目いっぱい仕掛けを遠投すると、竿をひったくるアタリ。重量感が伝わり、感触からすると、これまでのアイゴとは違う。上がってきたのは本命の口太メジナ。サイズは30cm級だが、苦労した中での1尾に喜びもひとしお。

三浦半島での磯フカセ釣りで30cm級口太メジナをキャッチ【神奈川・諸磯】31cmの口太メジナ(提供:週刊つりニュース関東版APC・杉崎勝)