伝統的七夕は処暑?
では「伝統的七夕」は「処暑」に当たるのでしょうか。
ここからは「伝統的七夕」との日付の関係を解説します。
国立天文台による「伝統的七夕」の定義
日本では「七夕」というと毎年7月7日に訪れるのが一般的です。
しかし、新暦の「七夕」は梅雨の最中で綺麗な星も見られません。
そもそも「七夕」は旧暦の7月7日に行事が行われるのが通例でした。
そのため、現代の「七夕」とはそもそもの日付が別だったわけです。
そこで2001年から国立天文台では通常の「七夕」と分けて「伝統的七夕」を広く周知させ、今では「七夕」「伝統的七夕」を別物として扱っています。
実際に「伝統的七夕」は二十四節気の「処暑」を含む日で、最も近い「朔」を含む日から数えて7日目と定義しています。
2030年までの伝統的七夕となる日
「七夕」と聞くと毎年7月7日に迎えるのが一般的となります。
しかし「伝統的七夕」となると毎年8月初旬に迎えるのが通例です。
「伝統的七夕の日」は以下の通りです。
・2023年:8月22日
・2024年:8月10日
・2025年:8月29日
・2026年:8月19日
・2027年:8月8日
・2028年:8月26日
・2029年:8月16日
・2030年:8月5日
以上のように「伝統的七夕の日」は年ごとに日付が変わります。
その差も最大10日~15日前後開くことがあるので注意しましょう。
ここで挙げた日であれば、美しい夜空と星々を見られるはずです。
ぜひ「伝統的七夕の日」には星空を眺めてみましょう。