証言の矛盾と情報操作の可能性
レンデルシャムの森事件の目撃者の一人、ジョン・バローズ氏は、数年前に米空軍に対し、事件当夜に負傷したとして賠償金を請求し実際に賠償金を受け取っていた。バローズ氏は賠償金の具体的な理由を明らかにしていないが、マントル氏はこの事実を重要視している。「バローズ氏が賠償金を受け取ったということは、米空軍が事件当夜に『何か異常な出来事』が起こったことを暗に認めている証拠だ」とマントル氏は主張する。
決定的な真実が明らかになるかどうかはまだわからない。しかし、マントル氏の見解では、行間にあるものがレンデルシャムを永続的な謎にしているという。彼は多くのUFO研究者が「作話」という現象を理解していないと指摘する。作話とは、外部の情報を取り込み、時間の経過とともに、それが実際に自分に起こった出来事だと信じ込んでしまう現象のことだ。彼は「このようにして、神話や伝説は物語を語ることで成長する。語り継がれるうちに、意図せずとも内容は変化し改変されていく。これは自然なことだ。UFO研究者は私も含めて皆、確証バイアスを持っており、無意識のうちに自分のバイアスを裏付ける情報を探してしまう」と述べている。
「レンデルシャムで何が起こったにせよ、それ自体が魅力的な事件であり、その伝説は今後何年も成長し続けるだろう」とマントル氏は締めくくった。果たして、この事件の真相は明らかになるのだろうか? 今後の研究と情報公開に期待したい。
提供元・TOCANA
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