沖ではたまにヤイトガツオもヒットする。今年は小型が多いが、なぜかここのヤイトは良型だ。

やっと40cmジャストの尾長グレをゲット。その後も同型を浮かせて姿を見てから切られた。やもすればハリス1.5号か1.2号で食わす展開になるかと思ったが、ここで逆に2号と太く変更。少し波が落ち着いてきたので、ウキも釣研ゼクトSRの00に交換した。

尾長43cm登場

しかし、時合いのせいなのか、2号にしたからなのか、全く食わなくなった。ハリはがまかつのくわせグレ4号、もしくはセレクトグレ4号。5号でもいいが、何となく4号の方が食ってくる感じがあった。

実はこの日ブクを忘れ、3投するごとに海水を2杯入れていた。結構ロスタイムになり後悔。多すぎると死んでしまうので30cm級の尾長も5匹ほどリリース。

沖に潮の変化があり、すかさず投げるとやっとアタリ。胴調子のがま磯デニオス1.5号5.3mがグーンと曲がる。取れない引きではないが、磯際でモタモタするとまた切れる。慎重かつ浮かせるときは一気に、どうにかタモ入れ。これはハリがきれいに口に掛かっていた。43cmのきれいな尾長グレだった。

『立神のスベリ』での磯フカセ釣りで43cm頭に尾長グレの数釣りを堪能【三重・尾鷲】尾長30~43cm6匹(提供:週刊つりニュース中部版APC・大道勝彦)

尾長43、40cm含め数釣り堪能

午前11時を回るとほぼアタリがなくなりさしエサも取らなくなった。遊動仕掛けで4ヒロ以上入れ込む手もあったが、また浮いてくるかもしれないし、尾長しか考えていなかったのでウキは00のまま。

しかしアタリがないときは時間の経過が早い。すぐに1時半を迎え、片付けタイムとなった。バラシは課題となったが、最初からハリス2号でやっていたら尾長の40cmオーバーが4、5匹取れたかもしれない。

しかし日によっては2号程度では見切られて食わないこともあるようだ。ともかく邪魔なエサ取りが気にならず、尾長グレ40cmオーバーを含めた数釣りができたのは良かった。