■「おにぎり」「おむすび」の違い
「おにぎり」または「おむすび」は、記録では約2,000年前の弥生時代の遺跡から炭化したものが出土したことも。
一説によると、「おにぎり」は、鬼退治に握り飯を投げつけて退治したことから「鬼切り」から転じて、魔除けや厄払いの効果があるとの伝承もある。一方、「おむすび」は「良縁を結ぶ」との意から縁起が良いともいわれる。
また、古代には神様の宿る山の形と同じ三角のものを「産霊(むすび)」、丸いものを「握飯(にぎりいい)」と区別し、三角の「むすび」を神様にお供えしていたとも伝えられている。
いずれにせよ、遥か昔から親しまれてきたこの食べ物は、日本人の魂に深く根付いていると言える。その呼び名が気になってしまうのも、大切な食文化の一つだからこそだろう。
(文/Sirabee 編集部・しばたけろこ)
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2024年10月4日~2024年10月9日
対象:全国10代~60代男女672名 (有効回答数)
提供元・Sirabee
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