■G-SHOCKをそう使うのか…

G-SHOCKを展開するカシオ計算機の担当者は、今回の取材に際し「1984年にアメリカで放送されたCMは、アイスホッケーの選手がアイスパックの代わりにG-SHOCKを打ち込む、という内容でした」と、振り返る。

そう、同CMは「スポーツ選手がG-SHOCKを着用して試合に参加する」といったものでなく、「G-SHOCKをゴールに向かってシュートする」という、ぶっ飛んだ内容だったのだ。

試合さながらの迫力で勢い良く打ち込まれたG-SHOCKを、ゴールテンダー(サッカーで言うキーパー)がキャッチ。グローブの中のG-SHOCKは、何事も無かったかのように時を刻み続ける…という、令和の現代でも通用する、非常にクールな構成となっている。

G-SHOCKをゴールに叩き込むスポーツ、6割の人が「知らなかった」 シュート後の光景に目を疑う…
(画像=『Sirabee』より引用)

なお、アンケートの回答結果を年代別に見ると「アイスホッケー」と回答した割合が最も大きい世代は「50代」(次いで60代)と判明。やはりリアルタイム世代にとっては、非常に印象深いエピソードだったのだろう。

しかし、このCM内容が思わぬ物議を醸すことに…。