2018年の加入から在籍7年目を迎えたDF米田隼也。今季も不動の左サイドバックとしてチームのプレーオフ進出に貢献した。昨年のようなゴールでの見せ場こそなかったが、積極的な攻撃参加の姿勢は変わらず。ゴール前まで侵入して攻撃に厚みをもたらし、4つのアシストを挙げている。

今季チームで唯一となる全試合スタメン出場を果たしており、加えて出場時間の長さもチームトップであることから、もはや代えの利かない選手の1人であることが分かる。外国籍選手の活躍が目立った中でも、攻守でチームを支える役割を果たしたことは間違いなく、手放せない選手4位とした。

エジガル・ジュニオ 写真:Getty Images

3位:エジガル・ジュニオ

昨年は怪我の影響もあり10試合の出場に留まったFWエジガル・ジュニオ。3年連続となる二桁ゴールは叶わなかったが、今季はそんな鬱憤を晴らすかのような活躍を見せた。

こぼれ球への反応の速さやエリア内でのシュートの巧さが光り、174cmと決して大柄ではないがヘディングでのゴールも多く奪って28試合出場でチーム2位となる15ゴールをマーク。チームの爆発的な攻撃力を支えた。第28節以降から出場のない時期もあった中での得点数なだけに、シーズンを通して出場が続けば得点王も狙えたはず。来季再びJ2を戦うにあたり、過去の実績も含め二桁以上の得点は十分に計算の立つ選手であることから手放せない選手3位とした。


マルコス・ギリェルメ 写真:Getty Images

2位:マルコス・ギリェルメ

昨夏に長崎へ加入したMFマルコス・ギリェルメ。2年目の今季はシーズン序盤こそ途中出場がメインとなっていたが、第15節以降はスタメンに定着。35試合と多くの出場機会を掴んで、チーム3位の12ゴールとチームトップとなる8アシストを挙げプレーオフ進出に大きく貢献した。