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「外気温計」「方位磁石」の意外と便利な使い方も

「外気温計」「方位磁石」の意外と便利な使い方も

「いろんなデータが見れる…必要ある?」メーターのマルチ表示機能を使いこなせるドライバーはごくわずか?
(画像=©Fast_Cyclone/stock.adobe.com,『MOBY』より 引用)

外気温計もドライブに役立つ装備です。冬季に1℃以下になった場合は、路面凍結の恐れを予測できるのは周知の通りですが、逆に高温の時も使える機能です。

例えば、30℃を超えるような日に高速道路を長時間走行していると、タイヤ内の温度も上昇して、経年劣化したタイヤだとバーストする恐れがあります。「ちょっとタイヤが心配だな…」という場合は、外気温をチェックして、高温の場合は2時間おきに休憩するようにするとバーストやパンクのリスクを減らすことができると思います。

方位磁石も意外と便利です。自車がどちらに進んでいるのかはカーナビに任せるとして、駐車時にぜひ活用したい機能です。夜間や悪天候時に現地に到着した場合、太陽が出ていないため方位がなかなか掴めません。そこで方位計を確認し、夏は車両を北向きに駐めると車内が高温になるのを抑えられ、冬は南向きに駐めるとフロントガラスやラジエターの凍結防止になります。

また、SUV系に付いている駆動トルク配分をチェックすることで、走行中に車両の駆動状態が2WDなのか、4WDでもFF傾向か、それともFR傾向なのかが分かり、スリップした時のリカバリーに対する心構えになります。

日常的に使わない情報が多いマルチインフォメーションディスプレイですが、シーンによっては非常に助かることがあります。ライフスタイルに合わせて、ぜひ活用してみてください。

文・MOBY編集部/提供元・MOBY

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