ついこの間年が明けたと思っていたら、あっという間にまた寒い季節がやってきました。冬のヨーロッパは暗くて欝々としますが、11月下旬から始まるクリスマスマーケットに行くことを考えるとわくわくします。
在住しているスイスのクリスマスマーケットも好きですが、本場ドイツのクリスマスマーケットは規模に関係なく、特に初めて訪れるところはテンションが上がります。
そんなわけで今回は、昨年12月に訪れたドイツ・バイエルン地方の町ニュルンベルクにあるクリスマスマーケットのご紹介です!
目次
ニュルンベルクのクリスマスマーケットはなぜ有名?
11月末から12月下旬頃まで、毎年星の数ほどのクリスマスマーケットがドイツでオープンしますが、その中でもニュルンベルクにあるクリスマスマーケット(Christkindlesmarkt/クリストキンドレスマルクト)は、ドレスデンやシュトゥットガルトと並んで「ドイツの3大クリスマスマーケット」と呼ばれています。
さらにニュルンベルクのクリスマスマーケットは「世界で一番有名なクリスマスマーケット」という枕詞的な文句がつくこともありますが、これは世界中から多くの人々が毎年訪れているからだそうで、昨年2023年は約200万もの人がここのマーケットに足を運びました。
中世の街のクリスマスマーケットは幻想的
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、ドイツでも古いクリスマスマーケットの1つ。城壁に囲まれた、中世の街の面影を残す歴史的な建物が並ぶ中にある、中央広場(ハウプトマルクト)がメインクリスマスマーケット会場になっています。
フラウエン教会とその前のキラキラした大きなクリスマスツリーが、とても幻想的な雰囲気を醸し出していました。私たちが訪れた日は、地元の市民合唱団が教会前のステージでさまざまなクリスマスソングを歌っていて、周りの人々を魅了していました。
中央広場以外に数か所クリスマスマーケットが点在していて見どころが多いため、余裕を持たせた日程でお出かけすることをおすすめします。