3万8900円の実質価値は2万700円

日本の株価が34年前につけた史上最高値3万8915円の圏内に高騰しました。過去34年間の平均インフレ率0.6%を加味すると、実質的な最高値は5万7000円に相当する。ChatGTPに質問しましたら、そういう回答でした。

東京証券取引所 Wikipediaより

株価は景気動向、インフレ率、企業決算、内外金利差、為替レート、国際情勢など、様々な要因で決まります。遊びのつもりで、株価がインフレ率にスライドして変動すると仮定して、チャットGTPに聞いてみたのです。

逆に最高値の3万8915円がインフレ率にスライドして目減りしていると仮定すると、実質価値は2万700円だそうです。大雑把な計算ですし、株価の名目価値と実質価値を比べることにどの程度の意味があるのか。まあいろいろな視点から「史上最高値」の眺めてみることもいいでしょう。

株価は16日も寄り付きで600円高の3万8700円で、外人投資家を中心に「買いが買いを呼ぶ」という展開になっています。1989年12月29日の史上最高値3万8915円の圏内です。今回も、ある種のバブルなのかもしれません。