■悪霊を呼び出す危険な儀式
今回の騒動の原因にはチャーリーゲームという霊を呼び寄せるゲームが考えられている。これは日本の「こっくりさん」同様に霊を呼び寄せて質問に答えてもらうというものであり、南米ではこのゲームが爆発的に流行し社会現象にまでなったという。
メキシコが発祥というこの遊び方は、実に簡単。紙に「Yes」「No」を対称に書き、その上に鉛筆2本を十字になるように重ねて置くだけ。準備が整ったら「チャーリー、一緒に遊ばない?(Charlie, Charlie Can we play?)」と呼びかけ、鉛筆が「Yes」に向けばゲーム開始である。呼び寄せたチャーリーに気なる質問を投げかけ「Yes」か「No」で答えてもらうのだ。
このシンプルさも好奇心旺盛な女子中高生に流行した要因の1つであろう。基本的には「こっくりさん」と似た要素を持っているが、参加者数名で10円玉に指を乗せるこっくりさんに対し、このチャーリーゲームは“誰も鉛筆に触れない”のが決定的に違う点である。
誰かが意図的に10円玉を動かしているかもしれない「こっくりさん」とは違い、鉛筆が勝手に「Yes」「No」へ動くチャーリーゲームは「本当に動くか見てみたい」といった興味本位で遊ぶ若者も多いという。しかしながらこれは悪霊を呼び出す危険な儀式であるとして、南米では禁止令を出している小中学校もあるほどである。
実際にブラジルではこのゲームに興じていた女子学生がパニック状態となり失神するという事件が後を絶たず、社会問題にまで発展してた。これらの原因の1つに「集団ヒステリー」「集団パニック」などが挙げられているが、確証はない。しかしただ1つだけわかっているのはこのチャーリーゲームは非常に危険なゲームであり、「気軽に霊体験をしてみたい」という遊び半分で試すものではないということだ。
提供元・TOCANA
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