核攻撃時の生存のための3つのステップ

 FEMAは、安全のための3つのステップを提示している。それは、「屋内へ入る」「屋内に留まる」「情報を得る」だ。

 まず、最も近い建物に避難し、汚染された衣服を脱ぎ、窓や壁からできるだけ離れた場所、できれば地下室や建物の奥に移動する。その後、少なくとも24時間、または新たな指示が出るまで屋内に留まる。放射線被曝を避けるため、家族が屋外で落ち合うことは避けるべきだ。ペットも屋内に留めておく必要がある。

第三次世界大戦の恐怖…アメリカ政府の“核攻撃生存ガイド”が示す「15分」の重み
(画像=画像は「Irish Star」より,『TOCANA』より 引用)

 最後に、メディアなどを通じて最新情報を入手し、状況と安全に関する重要な更新情報を知ることが重要だ。核攻撃に対する備えは、決して大げさなものではない。

 放射性降下物または放射線にさらされた場合は、直ちに衣服を脱ぎ、シャワーを浴びるか、清潔な湿った布で身体を拭く。事前に核爆発に備えた計画を立て、自宅、職場、その他のよく行く場所から最も近い核シェルターを特定しておくことが重要だ。

 爆発時に屋外または危険な場所にいた場合は、最も安全な場所に避難し、顔を地面に向けて伏せる。車の中にいた場合は、ダッシュボードの下に隠れるべきだ。ただし、車は安全な場所とは考えにくい。FEMAは、生存の可能性は悲観的ではないとしているが、備えと必要な安全手順を理解することが重要だと強調している。

 核戦争の脅威は、決して遠い未来の話ではないかもしれない。現実的な脅威として認識し、適切な備えをすることが、私たち自身の安全、そして未来を守るために不可欠だろう。

提供元・TOCANA

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