日本代表は11月28日発表予定のFIFAランキングで、先月に引き続きFIFAワールドカップ北中米大会開催国のアメリカ代表やメキシコ代表等を上回り15位になる見込み。北中米W杯グループステージ振り分け前のポット2入りに近づいているほか、2025年6月のW杯アジア最終予選終了後に強豪国とのマッチメイクも期待される。
世界中のクラブや代表チームのランキングを扱う『フットボール・ミーツデータ』によると、日本は11月開催の最終予選で連勝したことにより、7.70ポイントを加算し、15位をキープ。14位モロッコと35ポイント差である一方、CONCACAFネーションズリーグでジャマイカに連勝した16位アメリカとはわずか8ポイント差だという。
北中米W杯では出場枠が「48」に拡大。1ポットあたり12チームという構成になるが、開催国のカナダ、アメリカ、メキシコはポット1に入る。また3か国ともに11月時点でも13位以下であるため、FIFAランキング上位9か国がポット1に入るものとみられる。
『フットボール・ミーツデータ』は11月23日にポット1~4に入る代表チームを紹介。いずれの予選も終了していないだけに、予選敗退で本大会に進めない代表チームが出る可能性もあるが、現時点でのポット2入りの目安として「23位以上10位以下」が挙げられる。
ポット2入りに向けて、2025年9月以降の国際Aマッチでも勝ち続けることが求められる日本。2026年夏の北中米W杯本大会では、開催3か国の他に、フランス、スペイン、アルゼンチン、ブラジルといったポット1入りが有力視される強豪国と対戦する可能性も十分にある。欧州、南米の強豪国との直接対決に備えるという観点では、11月時点で「23位以上10位以下」のコロンビア、クロアチア、スイス等はマッチメイクに適した相手と考えられる。