ルイス・エンリケ監督は、10年以上にわたりプロサッカー界のトップに君臨している監督の1人だ。ラ・リーガでバルセロナを2014/15と2015/16シーズン連覇に導いた。また、CLでも2014/15シーズンに栄冠に輝いた実績を持つ。現在はフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)で監督業を務めており、2023/24シーズンにはリーグ・アンとクープ・ドゥ・フランスを制覇し国内2冠を達成した。

2024年夏にFWキリアン・エムバペをレアル・マドリードへの移籍で失った後、 PSGは既存のスター選手に頼る方針ではなく、若手の才能を中心としたチーム編成に舵を切った。中でも、エンリケ監督はまとめる力を発揮し2024/25シーズンもチームは好調を維持しており、その手腕が再び注目されている。


カルロ・アンチェロッティ監督 写真:Getty Images

6位:カルロ・アンチェロッティ監督(レアル・マドリード)

年俸:1,210万ドル(約18億6,083万円)

カルロ・アンチェロッティ監督は、2021年にレアル・マドリードへ復帰して以来、2度のCL優勝(2021/22、2023/24)とラ・リーガ制覇(2021/2022、2023/2024)を達成し、見事な実績を積み上げてきた。その働きぶりは契約延長という形で評価されており、2026年までの新契約を締結している。

一時、ブラジル代表監督の候補にも挙げられていたが、マドリードに留まっているアンチェロッティ監督。2024/25シーズン開幕前には、FWキリアン・エムバペが豪華な陣容に加わり、さらなるタイトル獲得への期待が高まっている。しかし、10月26日のラ・リーガ、バルセロナ戦では0-4の大敗、CL第4節ミラン戦でも1-3と連敗を喫し、解任報道も飛び交っていた。今後の成績次第では解任に追い込まれる可能性もありそうだ。

スティーブン・ジェラード監督 写真:Getty Images

5位:スティーブン・ジェラード監督(アル・イテファク)

年俸:1,890万ドル(約29億円)