ラインにグレが頻繁に当たって釣りづらいため、シャロー側に移動しながらキャストし、手前に寄ってくる潮を狙ってみました。

そのとき、連日常連エギングをしていた常連さんが戻ってきたので話を聞いたところ「イカが釣れない潮になっているため厳しい」とのこと。朝イチにはジギングでメジロとハマチを釣り、無反応になったためイカを探したがダメだったため、再度ジギングに戻ると言っていました。

シャローを狙って1時間が経過しましたが反応がなく、次は深場を狙うことにしました。

深場で600gのアオリイカを手中

潮がまだ速かったため、ティップラン用のシンカーを付けてフルキャストし、深場を狙ってみました。深場とはいえシンカーを付けても約25秒で着底し、潮に引っ張られる中で丁寧に底を探っていると、途中から逆方向の潮が流れ始めました。

沖と手前で潮が逆になり、左に流れる潮は緩いため、シンカー付きでは着底が早く難しいと感じ、シンカーを外し、ノーマルで右に流れる潮の底をじっくり狙う作戦に変更しました。

エギはエギ王K3.5号の「夕闇散歩」に変更し、底でもシルエットでアピールできる赤テープのカラーを選びました。沖にフルキャストして着底まで約70秒。潮が止まるまでが勝負の時です。底付近をあまり跳ね上げず、ゆっくりとカーブフォールで狙いました。

数投目で、着底後に1シャクリ3ダートの後、カーブフォールしていると「パン」とイカのパンチがあり、すかさずフッキング。遠投で底から上がってきたのは約600gのアオリイカ。その後も期待しましたが、潮が動かなくなったため、13時過ぎにここでの釣りを終了しました。

淡路島での陸っぱりエギング釣行で600gアオリイカをキャッチ【兵庫】深場を攻めてヒット600gのアオリをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)

釣り場を移動したが釣れず納竿

潮が止まったため、最初に入ったポイントに戻ると、グレ狙いのエサ釣りの方がサヨリを釣っていました。グレの群れがいなくなるとサヨリが回ってきたようで、海を覗くとサヨリが泳いでいるのが確認できました。

淡路島での陸っぱりエギング釣行で600gアオリイカをキャッチ【兵庫】深場を攻めてヒットサヨリの回遊(提供:TSURINEWSライター・田村昭人)