ヤンキーの語源
日本での『ヤンキー』は大阪から
それほど古くない1980年代に生まれた『ヤンキー』という不良少年をあらわすこの言葉。
実はこれだ!という明確な由来はわかっていませんが、諸説ある中から今回は筆者が一番なるほど!と思った説をご紹介します。
当時の不良少年達は派手な格好を好み、いかに目立つかを重要視していました。
そんな中、大阪のアメリカ村で派手なアロハシャツなどを購入し繁華街に出る若者が現れ始めます。そんな彼らのことを『ヤンキー』と呼ぶようになったのが始まり、という説です。
そしてその後、ヤンキーは繁華街をウロウロする若者のことから、不良少年たち全体を表す言葉になったというのです。
なぜアロハの少年たちがヤンキーに?
では、繁華街をアロハシャツでウロついていた彼らをなぜ『ヤンキー』と呼ぶようになったのでしょうか?
それは彼らが喧嘩の時に乱暴に「~やんけ」と言う語尾を由来とし、「~やんけ」と言う、が『やんけ言い』へ、さらに『やんきぃ』に変わり、現在の『ヤンキー』になった考えられています。
語尾が変形して名詞になって、それが日本中に広まったと思うと面白いですね。そうなるとアメリカ村発ではありますが、直接アメリカや英語には関係無く生まれた言葉のようですね。